消費者金融も働いてみればふつうの会社
消費者金融やカードローン、キャッシングの世界。そこには、借入れをした債権者のいろいろな苦悩もあれば、
彼らにサービスを提供する側の、
消費者金融で働く人たちの悲喜こもごももあります。
消費者金融から借金をする人たちが、
どれぐらいの金額を借りているのか、どんな事情があるのか。
消費者金融で働く人たちや社員が
どんなふうに仕事をしているのか。
このサイトでは、ふだんなかなか知ることのできない
こうした情報を集めて提供しています。
消費者金融を使ってみようかと思っている方、
消費者金融で働いてみようと思っている方の
お役に立てましたら幸いです。
以下は、40代の女性の
消費者金融に勤めていたときのお話です。
派遣歴15年以上。
さまざまな企業で派遣社員として働いてきました。
社員だったら入社が難しいような企業にも
派遣だったら勤務ができるので、いい経験になります。
たまたま派遣会社からの紹介で消費者金融に
派遣会社からの紹介で消費者金融の事務センターのようなところを紹介されました。
消費者金融はちょっと派遣社員から敬遠されるようですが、
私は抵抗ありませんでした。
怖い社員の人がいるのかなと心配でしたが、
普通の企業とあまり変わりはありませんでした。
ただ、債権回収の営業担当のかたの会話が
普通の企業の電話内容とちょっと違い、
営業の方も顧客側も怖いなと思うときもありました。
上司はとても人間的に尊敬できる、
親分肌の面倒見のいい人で、
あんなにいい上司はそれ以後出会っていません。
消費者金融というとなんとなく
怖いイメージがあったのですが、
働いている人はいたって普通の人で、
職場の雰囲気も普通の企業と同じです。
債権回収部門の営業事務を担当していました。
支払いが滞って逃げている人への督促の部署なので、
督促状を出したり、債権回収の営業担当の業務の
補佐をしていました。
そのほかにも事務用品の発注や電話応対、
来客応対、営業成績を管理したりと
普通の一般的な事務業務をしていました。
いろいろな債権者に出会った
勤めているあいだに、いろいろな債権者に出会いました。・電話をかけてきて、火をつけるぞと言ってきた債権者。
・営業がかけた電話にうっかり出てしまい、
本人じゃないと言いはり
「通りすがりのものです」と言い訳した債権者。
皮肉ではなく、本当に皆さんたくましいなと感心しました。
生きていく力、人生についていろいろ考えさせられました。
家族が借金するとしたら、消費者金融はすすめない
いろいろな事情があってお金を借りることはあると思います。クレジットでのお買い物も借金なので、
借金それ自体を悪いこととは思いません。
ただ、もし家族が消費者金融で借金しようとしたら止めます。
どうしても借りるしかないのであれば、
金利がより安い銀行を勧めると思います。