脱サラ起業→知識・見込不足で400万弱のキャッシング→破産へ
30代男性400万弱
脱サラ起業したが、最終的に5社から400万弱のキャッシングへ
30歳で脱サラ・起業したのですが、このときは手元の貯金のみで
小売業販売店を始めました。
経済的な見込みが甘く、なおかつ
資金繰りについての知識がなかったため、
身近なところから借金するという
発想しか持ち合わせておらず、
生活資金に困った時に借金をはじめました。
最初は、テレビなどで有名なところで
安心だろうと考えてアコムに申込みました。
今思えば、国金(現在の日本政策金融公庫)に
申し込むべきだったと思っています。
2社目もアコムと同様の理由からプロミスを選択。
担保も保証人もなしに私がお金を借りられるのは
消費者金融しかないと思い、契約しました。
プロミスでも借りたのは、
融資枠がいっぱいになってしまい、
それでも業績がよくならず、
生活費の確保がままならなかったためです。
プロミスに申し込んだときは、
すでにアコムからの借入がある上に
限度額一杯まで借りていたので
審査に通るのかどうかはかなり不安でした。
契約自体はアコムで経験していたので
契約に対する緊張はありませんでしたが、
とにかく審査に落ちるんじゃないかという不安でいっぱいでした。
自転車操業→多重債務に陥り破産へ
どちらかの返済が片づくと、それで発生する利用限度額を利用して
もう一社の返済ができるという
いわゆる自転車操業が可能になりました。
あまり良いことではないのですが、
精神的な負担はずいぶん違ったと思います。
しかし、残念ながら返済の目処が立たず、
最終的には多重債務に陥り、破産手続きを行いました。
手軽に利用出来る事の引き替えになる部分なので
不満としてあげるのはおこがましいですが、
キャッシングへはやはり金利が高く
毎月の返済額に対する利息の金額を見ると
うんざりしていたというのが本音です。
消費者金融のキャッシングは
長期につきあうものではない、と気づいたのは
利用からずいぶん時間がたってからのことでした。